実際の文豪の作品を読んでみたいけど、文字ばかりの本が怖くみえます(10代・Aさん)
文豪の作品を読んでみたいと思っていても、何から読んでいいか困っていませんか?
文豪の本って見た目からして硬そう…。
楽しく読める本はない?
そんな人にはこのシリーズをおすすめします
今回ご紹介するのは、立東舎から出版されている、「乙女の本棚」シリーズ。
文学作品と人気イラストレーターのコラボにより、イラストを楽しみながら名作を読むことができます。
小説としても、画集としても楽しめる
立東舎オフィシャルサイト 「乙女の本棚」シリーズ特設サイト より引用
『乙女の本棚』シリーズ
文豪の名作×人気イラストレーター
全イラスト描き下ろしで贈る、新感覚コラボレーション・シリーズ。
\台湾でも刊行されている、人気シリーズです/
乙女の本棚シリーズ、台湾でも続々刊行されています。https://t.co/0GcAH3biXt pic.twitter.com/Nluck9GX7k
— 立東舎 (@rittorsha) January 24, 2023
「乙女の本棚」シリーズをおすすめする理由
「乙女の本棚」シリーズを、文豪作品初心者におすすめするポイントを3つご紹介します。
おすすめポイント1 イラストと本文、両方重視の「絵本」
ズバリ、このシリーズは「絵本」です。
「文豪の作品にちょっと挿絵を添えた」というわけではなく、ページごとに紙の色やそれに合わせて本文の色を変えるなど、イラストと本文の調和が考えられた『大人向けの絵本』です。
好評発売中の乙女の本棚シリーズ、夢野久作+ねこ助『ルルとミミ』より。こんな感じで美しいイラストが盛りだくさんです!https://t.co/SZg118BTQr pic.twitter.com/z8UYlc8Vkl
— 立東舎 (@rittorsha) June 19, 2023
本の上に同じサイズの紙を載せて、5.7インチスマホと一緒に写真を撮ってみました。
サイズ感、わかるでしょうか?
乙女の本棚シリーズは、絵を楽しむことを意識した大きすぎず小さすぎずの17cm x 19cm(カバー込)
文豪の世界にイラストレーターが彩りを与えています。
おすすめポイント2 イラストはすべて描き下ろし
イラストはすべて、このシリーズのための描き下ろしです。
作品ごとに世界観にマッチするイラストレーターが選ばれ、それぞれのスタイルを生かし、文豪たちの世界を描いています。
こちらはマツオヒロミさんがイラストを付けた谷崎潤一郎の『秘密』。
谷崎潤一郎の華美な世界を、負けない華やかさで表現しています。
ねこ助さんがイラストを描いた太宰治の『魚服記』。
取り残されたような村に住む、主人公のスワの静かな暗い瞳が表現されています。
げみさんも「乙女の本棚」シリーズには欠かせないイラストレーターです。
現代よりも暗い当時の環境や作品の時代背景を踏まえ、イラストにするには難しい作品も、ただの美麗ではない落ち着きで表現しています。
好評の乙女の本棚シリーズ最新刊、森鷗外+げみ『高瀬舟』。冒頭のシーンはこんなかんじです。https://t.co/7f3XEoGslV pic.twitter.com/RV58xWhmbw
— 立東舎 (@rittorsha) May 22, 2023
おすすめポイント3 結果、本が苦手でも楽しく読み進められる
文豪の作品に興味があっても、いざ文字の並びを目にすると「うわっ」と思ってしまうのはありがちなことです。
そんな時でも「乙女の本棚」シリーズなら、楽しく読み進めることができます。
文章が難しいなと思ったら、まずはイラストだけを見る読み方はどうでしょう。
イラストが綺麗だったら、そのイラストの情景が気になり、そこに対応する文章が気になりだすはずです。
そうしているうちに一冊読めると思います。
私が最近のお気に入りは、今井キラさんの描いた、太宰治の『待つ』です。
絵本という特性を考えると、このシリーズは短編向きです。
『待つ』は2221文字と特に短編なので、印象的な1文に大きくイラストを添えることができ、絵本ならではの余韻が楽しめます。
もうすぐ発売の乙女の本棚シリーズ最新刊、太宰治+今井キラ『待つ』の本文はこんな感じです。
— 立東舎 (@rittorsha) February 16, 2023
小説とイラストが同時に楽しめる作りになっているのです。https://t.co/Nw6oUwZlqF pic.twitter.com/blcqB5hshU
このシリーズを特におすすめしたい人、合わないかもしれない人
この本を特におすすめしたいのは、「自分が本を読めないと思っているかた」です。
まずイラストを楽しみながら、物語世界に浸れます。
逆にイラスト重視なので、イラストレーターと自分の相性が悪いと、楽しめないかもしれません。
表紙を見て、自分が好きなタイプの絵柄か確認が必要です。
\各作品、Amazonにリンクしています/
「乙女の本棚」シリーズ ラインナップ(2023年8月18日現在)
ただ今、Amazonの電子書籍200万冊以上から読み放題の『Kindle Unlimited』が、プライム会員向けに、
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まとめ
立東舎から出版されている「乙女の本棚」シリーズは、小説としても、画集としても楽しめる「大人のための絵本」です。
文章を読むのが苦手・かつ文豪作品が初めての人でも、世界を広げることができます。
ここまで読んでいただきありがとうございました
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